こんにちは、デジタルリスク研究所編集部です。
今回はタイトルにもある通り、逆炎上について解説いたします。
逆炎上という言葉を知っていますか?風評被害対策を行う上でしっかりと理解しておきたいキーワードです。それでは、基礎から解説していきます。今後の風評被害対策の参考にしていただけたらと思います!
逆炎上とは?
逆炎上とは、ネット炎上において、言動等により気持ちを煽り、ある行動を起こすようにしむけた方が逆に炎上被害に逢うことです。
炎上という言葉の方が聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?炎上とは企業や人々の言動が一般ユーザーの反感を買い、ウェブ上で集中的に批判や悪評が飛び交う騒ぎを指す語です。
例として以下のような原因でネット炎上は多く見受けられます。
- 自社サイト・SNS上での不適切な発言
- 自社ネット広告・CM上での倫理的な問題
- 劣悪な労働環境やハラスメント、不正、企業犯罪、モラル違反、バイトテロ、サービス
- 後の不適切な対応といった社内外問題のリーク・告発
- 客テロといった利用客側の問題の発覚
これらが炎上した際に反論や削除をすることで、更なる炎上を起こしてしまうのです。
逆炎上とは、企業や人々の言動により起こったネット炎上において、煽動を仕掛けた方が逆に炎上被害に逢うことです。
逆炎上の仕組みと影響力
ネットやSNSが活発な今、ネット炎上は1日平均1回以上起こっているとされています。上記のような原因でネット炎上が起きてしまいますが書き込まれただけではまだ炎上はしていません。「5ちゃんねる」など匿名掲示板や「Twitter」などSNSサイト上で問題視され、批判・誹謗中傷されることが炎上の始まりとなります。
こういったネット炎上は当事者や企業にとっては問題視される内容のはずです。そこで削除をしたいと考えられる方は多いのではないでしょうか?そこで安易に削除申請を行うと、投稿者に連絡がいきます。そして逆炎上を引き起こしてしまう恐れがあるのです。
他にも、「5ちゃんねる」などの口コミサイトの明らかな誹謗中傷に対し、「そんなことないよ~」や、「aaaaaaaaaaaaa」などの無意味なコメントをし、ネガティブな口コミを隠そうとすると、逆に相手に刺激を与え逆効果です。そしてそれが逆炎上に繋がるのです。
こういった逆炎上が起こってしまうと企業においては営業活動や採用活動に悪影響を及ぼしてしまいます。また、ブランディングイメージが低下してしまいます。
事件や問題等がSNSや口コミで話題になり、批判や誹謗中傷が殺到することで炎上し、火に油を注ぐような行動をすることで逆炎上が起こります。そして営業活動や採用活動、ブランディングイメージに悪影響を及ぼします。
逆炎上の対策
逆炎上の対策はネット炎上が起こったらすぐに専門業者に委託することです。勝手な判断で行動してしまうと更なる炎上に繋がってしまいます。また、常に監視をすることも重要です。誹謗中傷コメントを早期に発見することで、いち早く対策をとることができます。そうすることでネット炎上も最小限に抑えることができ、逆炎上の心配もいりません!
ネット炎上が起こったらすぐに専門業者に委託すること。そして常日頃から監視をしていくことで逆炎上を未然に防げます。
まとめ
以上、今回は専門用語特集として逆炎上について解説いたしました!逆炎上が起こってしまってからではやはり遅いです。そうならないための万全な対策が取られているか、ぜひ自社で確認してみてください。ご相談等いつでもお待ちしております。