こんにちは、風評被害対策ナビ編集部です。今回はタイトルにもある通り、典型的なネガティブサジェストについて解説いたします。 会社名をネットで検索したら、下に出てくるサジェスト(検索キーワード)。「評判」や、「企業理念」などといろいろ出てくるかと思いますが、中には注意が必要なもの、風評被害に繋がるものもあります。そこで今回は、典型的なネガティブサジェストについて、採用、営業とに分けて具体的なサジェスト名、リスクを挙げて解説をしていきます。

今回は、今後のブランディング活動(採用や営業でも可)に役だつ、サジェスト対策についてまとめました。今後の経営活動の参考にしていただければと思います!

サジェストの影響

典型的なネガティブサジェストをご紹介する前に、サジェストの影響力について説明します。サジェストは、何かをネットで検索した時に、下についてくる検索キーワードのことです。閲覧者は、気になる会社や商品を検索した時、例えば、「最悪」などといったサジェストがあった場合、興味本位で、気になって見てしまうという傾向があります。また、そういったネガティブなサジェストをクリックすると、関連したネガティブな情報が載っている場合が多いです。そう言った情報も、興味本位で見られてしまいます。つまり、ネガティブなサジェストは、興味本位でも見られてしまい、その中身のネガティブな情報まで見られてしまうのです。ネガティブな情報によっては、閲覧者が、会社にネガティブなイメージを抱いてしまします。もはや、検索キーワードにあるものが会社の印象を決めてしまうといっても過言ではありません。検索キーワードの影響力を具体的に知って、サジェスト対策をすることで、ネガティブな情報は見られることなく、会社の風評被害対策をすることにも繋がるのです。最近ではサジェスト対策をされている企業様も増えてきています。

サジェスト=検索キーワードのことです。サジェストの場合によっては、悪影響、風評被害につながる恐れがあります!どんなネガティブサジェストがあるのか、詳しく見ていきましょう。


採用に悪影響を与えるサジェスト

まずは、採用に悪影響を与えるサジェストは以下のようなものがあります。そこから閲覧者がどのように受け止めるのか、感じるのかについても解説致します。

  • 最悪

求人サイトのみならず、その会社に対してネガティブなサイトや掲示板の書き込みがある可能性があります。求職者は、企業に対して、悪い印象を抱いてしまいます。

  • ブラック

会社がブラック企業の恐れがあると感じてしまいます。また、クリックすると、求人系サイトのブラック企業を連想させるようなネガティブな口コミが多く、それを信じてエントリーを辞退する人もいます。

  • パワハラ

このサジェストは、意外にも多く見受けられます。求人系サイトに、パワハラがあったと書いているクチコミが出てくることが多いです。パワハラは今や防止法が施行されるなど話題になっています。また、会社にパワハラがないか事前にネットで情報取集する求職者も多くいます

  • 宗教

例えば、規則がものすごく厳しい、研修が、洗脳教育に感じられるなど、と書かれた掲示板、口コミが出てきます。実際、宗教に関連した事業を行っている内容が出てくることもありますが、ネガティブな情報が出てくることが多いです。

このように、求職者にネガティブな印象を与えてしまうサジェストは多くあります。求職者は、ネガティブなサジェストを見るだけでも、その会社にネガティブな印象を抱いてしまいます。ネット社会になってきていて、会社をネットで検索してからエントリー、または見学をする人が増えてきています。そこから、エントリー数が減少し、風評被害にもつながってしまいます。

採用に関するネガティブサジェストがあることによって、エントリー数減少など、好感度が下がってしまいます。採用活動を見直す際には、ネガティブサジェストがないかを確認したいでね。


営業に悪影響を与えるサジェスト

次に、営業に悪影響を与えるものをご紹介します。

  • 最悪

商品が最悪であった、従業員、社員の態度や対応が最悪であったなどといった書き込みが提示されます。実際に商品やサービスを検討しているときに検索をかけ、最悪と出てきていたら、せっかく検討していたものが最悪なものであるといった認証を受けられます。また、最悪と言われる根拠を探すために、最悪という検索キーワードをクリックし、情報を調べる傾向もあります

  • 電話番号

実際の会社の電話番号が出てくる場合もあります。しかし、電話番号サイトの、営業電話に関しての、ネガティブな書き込みがある可能性もあります。このような書き込みは、同業他社からの悪意あるものもある場合がありますが、お客様目線で考えると、そのようなことは考えず、営業活動に対してネガティブな印象を持ってしまいます

  • 偽物

会社で扱っている商品に対して、偽物だというクチコミのせいで、出てきます。いくら良い商品を宣伝していたとしても、サジェストに偽物とあっては、効果がありません。また、このサジェストがあることによって、偽物を扱っている会社なんだという印象を持たれてしまいます。

このように、営業に悪影響を与えるサジェストがあります。ここでは一例しか挙げていませんが、他にも多くの営業活動に悪影響を与えてしまうサジェストが存在します。営業に悪影響を与えるだけでなく、経営損失や、風評被害にもつながってしまいます。

いくら宣伝費用かけてアピールをしていても、検索したらネガティブサジェストが出てきてしまっていては、宣伝した意味がなくなってしまいます。そのためにも、ネガティブサジェストがないか確認しましょう!


まとめ

いかがでしたでしょうか。採用や営業に悪影響を与える典型的なネガティブサジェストについては理解できたでしょうか。会社名を検索したり、商品やサービスを検索している人は、何かしら、会社や商品やサービスに対して興味を持っていることが多いです。そこで、ネガティブサジェストがあった場合、検索した側は、ネガティブな印象を受け、他の会社や商品やサービスを探してしまいます。そうしたことが積み重なるうちに、風評被害につながってしまうのです。典型的なネガティブサジェストについては一例を紹介しましたが、他にも、業界や商品やサービスによってはネガティブサジェストがあります。サジェストでその会社や、商品やサービスの印象も決まってきてしまうので、ネガティブサジェストには、そうとうな悪影響があると言えます。