こんにちは、デジタルリスク研究所編集部です。

今回は風評被害対策を行う上でしっかりと理解しておきたいキーワードについて解説していきます!

今回扱うキーワードは「サジェスト」です。サクッと3分程度で読めるコンパクトな分量にまとめました。

基礎から解説していきます!それでは本編に入っていきましょう。

サジェストってなに?

サジェストとは、一言で表すと「予測変換」を意味する言葉です。

Googleで何かを検索するとき、下の画像のように途中まで入力した時点で検索エンジン側が勝手にそれに続くキーワードを表示してくれますよね。

英語でいうと「suggest」、つまり「提案する」「示唆する」といった意味を持つ言葉なので、ここから想像するとわかりやすいです。ユーザーが使いやすいように検索するキーワードを予測して提案しているのです。

また、混同されがちですが、下の画像のように検索ページ下部に表示されるキーワードはサジェストには含まれません。この部分には「関連キーワード」という名称があり、サジェストとは区別されるのが一般的です。

とはいえ、関連キーワードで検索した内容が履歴に残っていてサジェストにも表示される、ということもあるので同じようなものと考えて差し支えありません。

さて、サジェストの定義を紹介したところでサジェストのキーワード表示の仕組みを解説していきます。

サジェストとはGoogle検索時に出てくる予測のキーワード!関連キーワードと混同しがちなので注意!


サジェストの仕組みと更新頻度

Googleにおけるサジェストのキーワード選定は単純な検索数だけではなく、ユーザーが興味を抱いている話題やキーワード検索時に表示されるコンテンツの充実度など、様々な要素から決定されます。

また、更新の頻度も重要なポイント。Googleでは明確な更新日時は公表されていませんが、調査の結果、2~4週間に一度、大規模な更新が行われているようです。スマートフォンとパソコンでは表示されるキーワードが異なる場合もあります。

サジェストの選定基準は検索数だけではない!更新頻度は2~4週間に一度程度


サジェストが持つすさまじい影響力

ここまで紹介してきたサジェストですが、いったいどれほどの影響力を持つのでしょうか。

ユーザーが企業やサービスのことを調べる際、興味を持ってから最初にすることはGoogleなどの検索エンジンを使っての検索であることがほとんどです。

ですので、良い評判(SNSやブログで好評)はそのままサジェストにもキーワードという形で表示されるためより多くの消費者に知ってもらう機会になります。

反対に、下の画像のように一度悪いことで有名になってしまうとそのキーワードが残り続けてしまうこともあります。

サジェスト最悪

良くも悪くも「企業の看板」と言えますね。

サジェストは企業の看板。ブランディング活動における最重要ポイント!


サジェストにも監視や対策は必要?

サジェストは定期的に更新されることや必ずしも具体的なコンテンツに結びついていないこと、誹謗中傷など直接的な被害に繋がりにくいことから対策の必要性を感じている方はそう多くありません。

しかし、事実に基づいたものであってもなくても、悪いキーワードが表示されてしまう可能性は等しく存在します。

今回は用語解説がメインなので対策の部分には触れませんが、こちらの記事で詳しくまとめていますので是非ご参照ください。

Google検索=企業の看板⁉対策の最重要ポイントをまとめて解説!

まとめ

今回はサジェストに関して主に用語解説という形でご紹介しました。

具体的な定義やキーワード選定の仕組み、更新頻度など意外と知らない方が多かったのではないでしょうか。

今回の記事を参考に、改めて自社のサジェストを確認してみるといいかもしれませんね。

それでは今回はここまで。用語解説の記事は今後も投稿していきますので要チェックです!