こんにちは、デジタルリスク研究所編集部です。今回はタイトルにもある通り、採用活動におけるサジェスト対策について解説いたします。
「内定辞退を減らすにはどうしたらいいの?」「サジェストは採用活動に影響するの?」そういった内容に悩まされている担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、今後の採用活動に役だつ、サジェスト対策についてまとめました。今後の風評被害対策の参考にしていただければと思います!
新卒採用中会社の検索のきっかけ
サジェスト対策を考える上で重要なことはユーザーの検索のきっかけの把握です。
なぜなら、検索のきっかけがサジェストに反映されるからです。
では新卒採用中の会社は何がきっかけで検索されているのでしょうか?
一番大きな検索のきっかけは就職活動です。その理由は言わずもがなでしょう。
就職活動を経験した人であれば誰もが通る道ではないでしょうか。
最近では情報化が進み、インターネットを利用した就職活動が主流になってきています。
周知の通り、新卒採用中の会社を検索するきっかけとなるのは就職活動が一番です。ですので、就職活動が新卒採用中の会社のサジェストに大きく影響してきます。
実際に表示されるサジェスト
次に実際に表示されているサジェストを見ていきましよう。
多くの新卒採用中の会社の名前を検索すると、サジェストの上位に「ブラック」や「ブラック企業」と表示されます。記事を読んでくださっている皆さんも実際に調べてみてください。
これは先ほど説明した新卒採用中の会社の検索のきっかけが影響しているのです。 この「ブラック」や「ブラック企業」というサジェストはどのような影響を及ぼすのでしょうか?
サジェストは会社を検索する際に一番最初に目に入る看板のようなものです。そこにネガティブワードがあるだけでも業績の悪化や採用率の低下につながるリスクがあります。
リスクはそれだけではないのです。最も危惧すべきなのはそのサジェストをクリックしたら表示されるサイトなのです。
就職活動がきっかけで「ブラック」や「ブラック企業」と検索するユーザーが多いことから、サジェストにもこのようなネガティブワードが表示されてしまうのです。サジェストに表示されるネガティブワードは内定辞退などの採用率の低下に直結してしまうのです。
サジェストをクリックしたら表示されるサイト
サジェストをクリックしたらどのようなサイトが表示されるのでしょうか? 実際に新卒採用中の会社の例を見ていきましょう。
サジェストで「ブラック」と表示されているのをクリックすると、多くの場合は企業の口コミサイトやブログが表示されます。
これらに共通することは「ブラック」というワードを含む企業に関する悪評が書いてあることです。
このような企業に関するネガティブな口コミや評判があると、人件費と広告費かけてやってる活動が、こういうネガティブなものを広める施策になってしまいます。
ネガティブなサジェストはネガティブなサイトに誘導します。放置してはなりません。採用活動への悪影響だけでなく、企業やサービスのブランドイメージの低下にも繋がります。
まとめ
新卒採用中会社のサジェスト対策の必要性について理解いただけましたか?
ネガティブなサイトはネガティブなサイトへ誘導します。しかし、逆に言えばサジェストをクリーンな状態に保てばネガティブなサイトへの流入を防ぐことができるのです。
機会損失を防ぐためにも、早期発見と対策は必須になってきます。
もしサジェスト対策に関してお困りであれば、お気軽にご相談ください。